« 「明日ママ」があぶない(1) | トップページ | 「明日ママ」があぶない(3) »

2014年1月31日 (金)

「明日ママ」があぶない(2)

 ドラマは所詮は「フィクション」つまりは虚構の世界です。番組の最後に「このドラマはフィクションであり、実在の人物・団体とは何の関係もありません。」という趣旨のテロップが流れますが、そんなことは百も承知、二百も合点です。そもそも「フィクション」なのですから、多少の誇張やデフォルメがあることは視聴者もむしろ当然のこととして受け止めるでしょう。実際、「そんなアホなぁ!」と呆れてしまうお話だってドラマには登場しますが、たいていは笑って済まされるレベルのことです。

 ただし、「フィクションだから何でもOK!」と言うわけではありません。ドラマの脚本や演出で、例えば誰かを傷つけたり、社会的な差別や偏見などを助長するようなことは許されません。ドラマが娯楽作品だからと言っても、そこにはおのずと限度があるのです。そのあたりは制作者側の「常識的な感覚」が問われます。たとえ「表現の自由」が認められるとしても、他者の権利を踏みにじってはいけないと言う「内在的な制約」が存在するということです。

 「知っている世界」か「知らない世界か」という視点も重要です。自分のよく知る世界のことであれば、すぐに誇張やデフォルメあるいは出鱈目な設定にも気づきます。「それは違うやろ!」という突っ込みがすぐに出来ると言うことです。もちろん、知ってることでも知らないことでも、何でもチャンスがあればすぐに突っ込みたがるのが関西人のサガではありますけど(笑)。え? サガは関西と違うやろ…て? それは突っ込みやなくてボケでしょ! (…続く)。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

|

« 「明日ママ」があぶない(1) | トップページ | 「明日ママ」があぶない(3) »

弁護士のひとりごと」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/544676/59043216

この記事へのトラックバック一覧です: 「明日ママ」があぶない(2):

« 「明日ママ」があぶない(1) | トップページ | 「明日ママ」があぶない(3) »