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2013年9月27日 (金)

「イーモバイルの解約」があぶない(4)

 正直なところ、鳥肌が立ちました。イーモバイルの「解約地獄」から解放されて3週間ほど経って、送られてきた書類が2種類。「契約解除の通告」及び「最終通告」と題する書類です。

 「契約解除の通告」には、「料金未納による契約解除」と明記され、「契約解除実施日」は、遺族が「解約申請書」を送付した日のさらに2週間後となっています。すなわち、遺族から解約申請書を提出し、それが到達しているにもかかわらず、これを「無視・黙殺」して2週間遅れの期日をもって「契約解除実施日」とする「債務不履行解除」にすり替えたわけです。

 さらに、グレーの用紙に黒色インク2重枠で飾られた、お悔やみ通知にも似た「最終通告」と題する書類には、太字や下線での修飾が駆使しされた、以下の「脅し」が明記されています。
◆債権回収会社もしくは弁護士へ債権回収を委託
◆管轄の簡易裁判所に対し、お客さまを被告とする支払督促申立て
◆お客さま情報の携帯電話・PHSサービスの提供事業者間での交換継続
(お客様情報は、各社で契約申込み受付時の加入審査に使用されます。詳しくは、…)

 おそろしいと思いませんか? およそ半年も前から「解約したい」と言い続けてきた遺族に対する最後の「仕打ち」がこれです。しかも、故人が亡くなってから3か月分くらいは料金を支払わされています。ズルズルと解約を先延ばしにしてきたのはイーモバイル側であることは明らかなのに、遺族の解約の意思表示を無視して、最後には「債務不履行解除」にすり替えたうえでの「最終通告」なのです。

 特に、「お客さま情報」のくだりは、「とっとと支払をしないと、携帯キャリア各社のブラックリストにも載せるぞ!」としか読めません。一般消費者を震え上がらせるには十分な「脅し」ですよね(しつこいですが、続きます…)。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
 http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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