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2013年9月 6日 (金)

「反日」と「親日」

 アメリカの世論調査機関「ピュー・リサーチ・センター」(PRC)がこの7月に発表した世論調査によると、「日本を好意的に見ますか?」との問いに対し、「No」と答えた韓国人は77%、中国人は90%にも及んでいます。このネガティブな数字はすでに時事通信などによって報道されています。

 しかし、同じ質問に「Yes」と答えたマレーシア人が80 %、インドネシア人が79%、オーストラリア人が78%、フィリピン人が78%といった、ポジティブな数字はほとんど報道されていません。特に、インドネシア、フィリピン、マレーシアの各国は、第二次世界大戦中に日本軍に占領された経験がありますが、同じ経験を持つ韓国や中国とは正反対の反応を見せています。

 1930~40年代の日本の軍事行動に対する謝罪について「十分かどうか?」を問う質問に対する回答でも、「No」と答えた韓国人は98%、中国人は78%と高率ですが、インドネシア人は40%、フィリピン人は47%、マレーシア人は30%と、これら3か国での「No」はいずれも半数以下です。つまり、韓国・中国では第二次世界大戦時の「日本軍」に対する恨みがまだまだ尾を引いているのに対し、他の3か国では「もはや過去のこと」という認識なのかも知れません。

 ところで、東日本大震災の際、台湾から寄せられた義援金の額がすでに250億円を超えたと聞いたことがあります。今回の震災への義援金は世界各国から寄せられていますが、台湾だけは「別格」なのです。私たちが「隣国」台湾に思いを馳せることは少ないけれど、台湾の皆さん方は日本に心を寄せて下さっているのです。

 現在、日本と台湾との間には正式な「国交」はありません。中国との国交樹立後、日本政府が中国の要求に屈して台湾との国交が途絶える…という格好になっています。今から考えると、日本政府のこの「選択」は正しかったのでしょうかねぇ…。台湾はもちろんのこと、アジアの「親日」諸国のことをもっと知り、もっと大切にしたい…と思うのは私だけでしょうか?

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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