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2013年9月28日 (土)

「イーモバイルの解約」があぶない(終)

 イーモバイルの解約手続を考えるうえで特徴的なこととして、WEBサイトからは十分な情報が得られないことが挙げられます。しかも、カスタマーセンターに電話して情報を得ようとしても、お客様情報を入力させられた最後に「暗証番号」(契約時に登録したもの)の入力を要求されます。

 遺族としては、故人が契約した際の「暗証番号」など、わからない方が多いでしょう。この「暗証番号」が入力できないため、カスタマーセンターに電話が繋がらないという不都合も起きるわけです。消費者に対し、たいへん「不親切」な姿勢を貫いていると、私には感じられてなりません。

 さて、私は現在、遺族の代理人として、内容証明郵便でイーモバイルに対し、以下の2点を求めています。まずは「債務不履行解除」を撤回し、それより2週間前の「解約申請」を認めること、次に「契約解除料」などと称する不明朗な請求を除外した請求書を送付し直すこと、の2点です。

 これが履行されない場合は、一連の「解約手続の故意遅延」(約半年間にわたる「解約地獄」を招いたイーモバイル側の作為及び不作為)を「消費者被害」としてとらえた訴訟を提起する予定です。すなわち、故人の死亡後に支払を余儀なくされた利用料金を不当利得として返還請求するとともに、その余の利用料金の支払義務の否認、さらには遺族に対する慰謝料の支払を請求します。

 どうなるかはわかりませんが、「消費者被害」訴訟を提起する場合には、きちんと記者会見を行う予定ですので、みなさまの耳目にも触れることになるでしょう。今後、イーモバイルがどのように対応してくるか、たいへん楽しみです。時期をみて、あらためて「続編」をお届けします。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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