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2013年9月15日 (日)

映画「少年H」を観て

 日本が戦争へと突き進んだことについて、後から「実は自分は戦争に反対だった」などと言うことは簡単です。しかし、リアルタイムで自分の意見を表明することの難しさは、映画「少年H」でもしっかり描かれていました。

 私たち日本人は、「空気を読む」ことが得意です。逆に言えば、周囲がどんどん一定方向に走っているときに、「ちょっと待って!」と言うことが大の苦手なのです。日本人に対する最も効果的な説得方法は「みなさん、そうなされていますよ」と言えば良い…とのアメリカンジョークすらあります。

 今、政府が進めようとしている「秘密保全法」の制定も、ほとんど国民の知らない間に、さしたる議論も経ないまま、法案が成立してしまう可能性だってあるのです。「物言わぬ国民」は、後から「しまった」と思うかも知れませんが、それではもう手遅れなのです。

 少年Hの父親も、いわれなき「スパイ容疑」で特高警察の取り調べを受け、ひどい拷問にあいます。あんな「暗黒の時代」に逆戻りすることなど、絶対にあり得ない…と、だれが断言できるのでしょう。

 さて、パブコメの締め切りまでは、明日(9/16)と明後日(9/17)の2日しかありません。そのまま使える文例も公表されていますので、以下にご紹介させて戴きます。もう少し長い文例もありますが、ネットで投稿できるのは2000字以内ですので、短いものだけを紹介します。

・パブコメ意見書案1ページ版1
 
http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/130912nichi1-1.doc
・パブコメ意見書案1ページ版2
 
http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/130912nichi1-2.doc
・パブコメ意見書案1ページ版3
 
http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/130912nichi1-3.doc

 もちろん、適宜、加除訂正して「自分版」に仕上げられるなら、それに越したことはありません。以下のサイトの「意見提出フォームへ」からどうぞ。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060130903&Mode=0

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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