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2013年7月14日 (日)

熱中症があぶない

 気象観測史上、記録的と言われる猛暑・酷暑の中、「夏の甲子園大会」出場に向けての都道府県高校野球大会が全国各地で開催されています。そんな中、埼玉県では、高校野球の関係者による無神経な発言に対し、ネット上で大きな非難が巻き起こっています。

 埼玉県内のある高校の監督が、選手が暑さで両脚にけいれんを起こしダウンしたこと、またエース・ピッチャーが9回2アウトで熱中症になりグランドから去ったことを受けて、「試合で倒れるなんて初めて。何をやっているのか」などと苦々しく発言したことが発端です。

 同じく埼玉県高野連の専務理事も、違う試合会場で選手や応援の生徒たちが熱中症で倒れたことについて、「期末試験が終わったばかりで体が慣れていない。対策を考えないと毎日これでは困る」という趣旨のコメントをしました。これでは、まるで生徒たち自身の「体調管理」に問題があるかのようだ…と言うことで、非難の論調がエスカレートしています。

 熱中症は決して「根性論」などでは克服できません。しかも、熱中症は短時間で死に至るたいへん恐ろしい病気なのです。ただでさえ「指導者」に黙々と従ってしまう「習性」のある生徒・選手らの上に、このような無知蒙昧で傲岸不遜な「指導者」が今もなお「君臨」しているかと思うと心底ぞっとします。

 こんな猛暑・酷暑の中、マジで野球の試合をやれば、熱中症で倒れる生徒らが続出しても何の不思議もありません。慎重にも慎重を期して生徒らを守るのが「指導者」の本来の仕事です。その本分を忘れた「指導者」なんぞに、大事な生徒らの命を預けるわけには行きません。本当に声を大にして「生徒らを殺す気か!」と叫びたいところです。

 生徒らの中から犠牲者を出した後で「想定外だった」などと弁解しても許されません。このように愚かな監督や理事がまだ教育界に「棲息」していたこと自体が私には大きな驚きです。

 彼らのような「愚か者」は、刑事被告人になる前に、とっとと職を辞するのが世のため人のためであり、かつ、自分自身のためでもあると思います。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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