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2012年11月29日 (木)

神戸マラソン走ってきました(完)

 ポートアイランドに入ると、心がほっこりと緩みました。これはランナーの皆さん、きっと同じ心境だと思います。ただ、その反面、足腰はもう限界。ほとんど言うことをききません。たぶん、苦痛に顔をゆがめて歩いていたと思います。沿道に「SMILE!」の手書きの文字が揺れていました。

 そうだ、どんなに苦しくても笑ってFinishしよう! 心ではそう思うのですが、足腰の痛みは増すばかりで、頭の中の「ラデッキー行進曲」は既に止まっています。それでも第9関門(38.5km地点)をクリアした時点で「絶対Finishするぞ!」との思いを強くしました。

 しおさい公園の沿道には良く知った顔が。サンテレビ「ひるカフェ」でお馴染みのレポーター・高島裕子さんです。「あら、先生。走ってたんですかぁ?」とマイクを向けられたので、「いやぁ、ギリギリですよぉ! でも頑張ってFinishしま~す!」と笑顔で答え、格好良く走り出した…つもりですが、ありゃりゃ~50mも持ちません。それでも、ともかく歩け、歩け!

 40km地点で15時30分。残り2.195kmを30分なら、なんとか…とは思うものの、既に6時間半も走ったり、歩いたりを繰り返しているため、想像以上に足腰が痛んでいます。早くFinishした選手ほど、その後も元気…というのは面白い現象です。きちんと練習が出来ている選手にとっては、身体に無理な負担が掛からないからでしょう。もっと練習しておくべきだった…「後悔先に立たず」とは正にこのことですね(涙)。

 最後の曲がり角を折れるとFinishへは一本道。普段は自動車で通るだけなので、気づかなかったのですが、意外と傾斜のある上り坂だったんですね。「頑張れ! 藤本さん!」と、まったく見知らぬ人が、背中のゼッケンを見て名前を呼んでくれました。うれしい。振り向く余裕はありませんが、両手を挙げて「ありがとう」を表現します。

 思えば、たくさんの人から応援をもらって、ここまで来ることが出来ました。ハイタッチをしてくれたのは100人を超えます。幼い子どもたち、車いすに乗った高齢者、元気な野球小僧たち、明るい中・高生…こんなに楽しく過ごせたのは、沿道の皆さんのおかげですし、たくさんのボランティアの皆さんのおかげです。

 お水をありがとう。バナナをありがとう。アンパンも、三笠もたいへん美味しかったですよ。笑顔の大切さを教えてくれたのも皆さんですよね。…などと感慨にふけりながら、Finishに向かってると、前から逆走してきたのは何とQちゃんこと高橋尚子さん! 「最後まで頑張って!」とハイタッチされ、「もう無い」と思ったのに、どこからかパワーが湧きあがってきます。

 残り200mだけど、走ってFinishしよう! 42.195kmの最後は笑顔で、もう最高の笑顔で駆け抜けたい! そう思いながらも、やっぱり涙が出てきちゃうんですよねぇ。6時間55分37秒。13年ぶりの長い長いフルマラソンの幕が降りました(来年に続く:笑)。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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