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2012年8月29日 (水)

便利なものほどアブナイ!

 誤差は10万年に1秒、時刻合わせも日付合わせも不要…って何だかわかりますか? そう「電波時計」ですね。ところが、我が家では今、3千万年に1回の「大事件」が起きています。10万年×60(秒)×5(分)=3千万年…というわけで、なんと電波時計が5分も遅れているのです(笑)。

 どうやら電波の受信機能が故障しているようで、手動で電波を受信しようとしても「ERROR」が出てしまいます。もともと時刻合わせや日付合わせが「全自動」のタイプですから、これらを手動で行うこともできません。

 便利なものほど、いったん故障するとやっかいです。時刻合わせや日付合わせを手動で行えないのは、「故障しないこと」を前提に作られているからでしょう。つまり、電波の受信機能が故障すると、電波時計はもはや何の役にも立たない、ただの「ガラクタ」になってしまうのです(涙)。

 装置やシステムが必ず故障することを前提にする設計手法は「フェイルセーフ」と呼ばれています。装置やシステムで、誤操作や誤作動による障害が起きた場合には、常に安全側に制御される設計が重要なポイントです。

 原発においても、当然ながら「フェイルセーフ」の手法が取り入れられています。ただ、他方で根拠のない「安全神話」がまことしやかに語られてきたため、肝心な部分で「想定の範囲」をあえて狭くする…という「フェイルセーフ」に反する思想がまかり通ってきました。

 国民の過半数が2030年の「原発ゼロ」を支持していますが、これが我が国の新しいエネルギー政策として実施された場合でも、すべての原発が停止・廃炉に至るまでには今後何十年もかかります。その間、天災地変もさることながら、誤操作などの「人災」による原発事故の発生も、決して「想定外」ではありません。

 あらあら…、私の電波時計、もう5時間も遅れてしまいました。10万年×60(秒)×60(分)×5(時間)=18億年に1回の「大惨事」ですかぁ…。はやく修理にださなくちゃ(涙)。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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