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2012年8月12日 (日)

名前のおはなし

 私の名前は「尚道」と書いて「まさみち」と読みます。漢和辞典を調べてみると「尚」を「まさ」と読むことは可能なのですが、正しく読んでくれた人はこれまで皆無と言ってもよいでしょう。ですから、「名刺」はもちろんフリガナ付きです。また、電話などで私の氏名を伝える際には、少なからず苦労が伴います。「和尚(おしょう)さんの尚」などと説明しても、なかなか理解して戴けないのが実情です(涙)。

 なおみち、ひさみち、たかみち、しょうどう…等々、子どものころからずっと間違って呼ばれ続けたので、もう「慣れっこ」になってしまい、あえて訂正しないこともあります。しかし、子どものころは、正しく読んでもらえないことが、心のどこかに引っ掛かっていたように思います。

 それでも、名前の意味や由来を聞くと、両親の思いが伝わってきます。私の場合は「尊い道を歩んで欲しい」という両親の思いが込められていたようです。そういえば「ご実家は、お寺さんですか?」と聞かれたことが何度かあります。やはり「尚」は「和尚さんの尚」なんですね(笑)。

 最近、子どもたちの名前に、「読めない」ものが増えているようです。産経新聞によると、「亜人夢(あとむ)」、「瑠美衣(るびい)」、「羅偉我(らいが)」などのアニメのキャラクターのような名前の子供が増えているとか。このような名前を好む親は「キラキラネーム」と呼ぶのだそうですが、他方、「DQN(ドキュン)ネーム」と陰口を言う人もいます。

 子どもの名前は「一生もの」です。幼時は「日吉丸」、長じて「藤吉郎」、出世して「秀吉」などと、自由に改名するわけにもいかないでしょうし、名前の由来がアニメのキャラクターでは、将来、子どもが悲しむことになるかも知れません。

 私たち夫婦は、長男には「世のため人のため、大きな助けになって欲しい」という思いを込め、次男には「あつい心で徳の道を踏んで欲しい」という思いを込めて、それぞれ名前をつけました。ただし、漢字は難読ではありませんし、名前としては平易でポピュラーな方だと思います。

 オリジナリティあふれる名前にこだわる気持ちも、判らないではありませんが、子どもの将来を考えるなら、「キラキラネーム」もほどほどに…と願わずにおれません。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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