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2012年5月 5日 (土)

当世「探偵」事情

 「キ、キミは何者だね?」「江戸川コナン、探偵さ!」の名台詞でお馴染みの名探偵コナン。意外かも知れませんが、未成年でも実際に探偵業を営むことが出来るんですよ。探偵業法(探偵業の業務の適正化に関する法律)及び同施行規則に従い、所轄の警察署長を経由して都道府県公安委員会への届け出を行うことが必要ですが。

 ところで、探偵業法によれば、「探偵業務」とは、「他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務」と定義されています。

 名探偵コナンは、もっぱら殺人事件の捜査を得意としていますが、実際の探偵業務では刑事事件に関与することは殆どあり得ません。「特定人の行動に関する調査」が探偵業務の大きな柱であり、その中でも特に「行動調査」や「浮気調査」などが、私たち弁護士業界と「親和性」を持ちます。

 さて、最近の探偵さんはハイテクです。一昔前は、撮った写真を現像してプリント…というアナログな技術しかありませんでしたが、いまや高性能なSDビデオが主流です。しかも長時間撮影が出来、かつ、低照度(暗い場所)でも撮影可能な機器が使われています。暗がりでの行動も決して安心できませんよ。驚くほど鮮明に写ってしまいますから(笑)。

 また、皆さまご存知の「GPS機能」も遺憾なく威力を発揮します。自動車での尾行は相手に気付かれやすく危険です。その場合、調査対象車両が発する電波をGPSで追跡することで、距離を置いた追跡が可能です。え? その実際のシステムはどうなってるの…って、それを私に聞かれても困ります。この辺りは機微情報ですし、まさに企業秘密でしょうから(笑)。

 ともかく、恐ろしいほどまでに進化した探偵業務には脱帽…と言わざるを得ません。身に覚えのあるアナタ、身辺の安全確認(?)はしっかりと。…なんて言っても、レンズは結構遠くから狙ってたりするので、実はよく判らないかも知れませんけれど(笑)。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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