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2012年5月30日 (水)

Memorial Dayに思うこと

 昨日(5月の最終月曜)は、米国の「戦没将兵追悼記念日」(Memorial Day)でした。南北戦争で亡くなった兵士を追悼することから始まった記念日ですが、現在ではすべての戦争や軍事行動で死亡した米国の兵士の追悼へと拡大されています。まさに「戦い続ける国」アメリカを象徴する記念日ではないかと思います。

 私たちは、世界で唯一の被爆国であり、先の大戦では日本の多くの都市が空襲の対象とされ、たくさんの無辜の人々が非業の死を遂げました。そのためでしょうか、「戦没者」という全体的な範疇での追悼はあっても、日本のために戦って亡くなった「兵士」に対する追悼を独自に行うという発想はおろそかにされてきたのではないかと感じています。

 こういったことを口にすると、「右翼的」とか「軍国主義的」とか言われてしまうのがツライところですが、私は一日本人として、日本のために戦い、散って行った兵士の皆さん方に対する追悼の思いを忘れてはいけないと思うのです。

 現在、私たちが平和な暮らしを享受できるのは戦争がないからです。戦争は「絶対悪」であって「聖戦」なんぞは存在しないと私は思っています。先の大戦を日本側の「侵略戦争」だった…とする「自虐的見解」にもあえて反論するつもりはありません。しかし、日本のために戦い、そして散って行った兵士たちの尊い命が礎(いしづえ)となり、その上に現在の私たちの「平和」が築かれていることを忘れてはいけません。

 兵士を悼むことは戦争礼賛につながる…などと考えて、そこから目を背ける人もいるかも知れません。しかし、兵士の尊い命を大切に思う気持ちがなければ、国民・市民の命を大切にする思いも、なおざりにされるのではないでしょうか。「一億玉砕!」などのスローガンが掲げられていたあの頃に戻らないためにも、一兵士の命の尊さに思いを馳せたいと考えます。

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Hawaii Honolulu で行われた「灯籠流し」
(写真提供:M.Takede)

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
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