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2011年4月10日 (日)

東京電力の「お役所体質」

 昨日、東京電力が公開する福島第一原発のライブ映像「ふくいちライブカメラ」が公開停止していましたが、昨夜のうちに復帰したようです。
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/

 最終映像が煙に包まれている?ように見えたため、一時は「何が起きたの?」と不安をかきたてられました。特に「福島第一」のライブ映像をウオッチしている人々の間では、この問題が大きな波紋を呼びましたが、結果として、どうやら無事だったようですので、ともかくひと安心しました(東京電力からは、何の説明もありませんが)。

 ところで、マスコミではあまり具体的に取り上げられませんが、経済産業省は、毎日、複数回にわたり「地震被害情報及び現地モニタリング情報」を発表しており、その中で、原子力保安院は、「プラント関連パラメータ」を公表しています。

 そして、4月8日午前6時現在の「プラント関連パラメータ」では、福島第一の1号機のCAMS(格納容器内の計測器類)の示すD/W(ドライウェル:格納容器本体)の放射線測定値が100ミリシーベルト/毎時に急上昇しました。
http://www.meti.go.jp/press/2011/04/20110408004/20110408004-3.pdf
http://atmc.jp/plant/rad/?n=1

 ところが、この点について東京電力は「なんらかの計器の故障がおこったのではないかと判断」している旨を記者会見で述べたのみで、それ以上の説明はなく、その後は、福島第一1号機のD/Wに関しては、「計器不良」ということで放射線量の公表がなされていません。本当に、計器の故障で済まされる問題なのか、疑問の声もあがっています。
http://getnews.jp/archives/110033

 ともかく、東京電力が具体的な情報を出さない限り、原子力保安院も情報公開ができません。「お役所以上にお役所体質」と揶揄される東京電力の体質には危惧感を抱くな…と言う方が無理かも知れないですね。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区の藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ(弁護士)藤本尚道はこちらです!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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