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2011年2月13日 (日)

携帯メール復元業者

  TVのワイドショーによれば、携帯電話のデータ復元を取り扱う業者への問い合わせが、最近倍増しているそうです。費用は2~3万円から、期間は2~3ヶ月と言っていましたが、費用の点はとんでもなく高額になる場合もあるそうなので、注意が必要なんだ…とか。

 それにしても、一般の人々にとって、消えた携帯メールの復元が必要になる場面っていったい何? …と、興味を持ってTVを観ていると、夫やカレの携帯の消されたデータをチェックしたい女性が多いんだそうです。ああ、やっぱり…(涙)。

 もう携帯メールは、絶対に秘密が許されないように「包囲網」がジワジワと狭まってきましたね。叩き壊しても、水にザブンとつけても、内部のチップさえ無事なら復元可能という話も聞きます。あとはもう、いっそ火の中に投入するとか、思い切って海中深く没するくらいしか、逃げ道はないのも知れません(笑)。

 相撲協会が力士らに対し、「任意に」携帯電話の提出を求めていましたが、「携帯を壊してしまった」「海に落とした」とかいった理由で、携帯電話の任意提出を拒んだ力士があり、調査が進んでいない旨の報道もありました。

 こういった報道の論調は、「やましいところが無いのなら、素直に携帯電話を提出すれば良い → 任意提出に応じない力士こそが怪しい」という感じで統一されていますよね。じゃあ、あなたが奥さんや彼女から浮気?を疑われ、「携帯電話を出しなさい」と迫られた場合、素直に出すんですか? …と私は問いたいですね。

 いや、浮気は犯罪じゃないし…って、そりゃ、そうなんですが、相撲の八百長だってファンを裏切る行為ではあっても、犯罪に該当するわけじゃありません。

 そもそも、犯罪の嫌疑で取調べを受ける場合、言いたくないことは言わなくて良いという権利(=黙秘権、供述拒否権)が認められています。また、証拠隠滅が罪になるのはあくまで「他人の罪」に関してであって、自分の犯罪に関する証拠隠滅は罪になりません。それをしてはいけない…ということが期待できないからです。

兵庫県弁護士会/神戸市中央区/藤本尚道法律事務所
職人かたぎの法律のプロ、弁護士藤本尚道です!
http://mbp-kobe.com/lawyer-fujimoto/

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コメント

8月~10月までのメール受信送信(内容。日。時間)
8月~10月までに着信発信履歴が欲しいです。

携帯の契約が主人なので頼んでみましたが、必要ないと。
でも確認して一歩踏み出したいです。

投稿: りか | 2012年10月 2日 (火) 11時53分

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